舞台は――1984年の渋谷。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」
三谷幸喜さんの独創的な世界の中に、あの時代の渋谷がよみがえります。
善本は、1984年当時の写真で作品に協力しました。
スクランブル交差点も、ネオンも、あの日の空気も。放送が待ち遠しいです。
第一話、10/1(水)フジテレビにて放送。放送後よりNetflixでの世界配信もあります。
地上波でも、Netflixでもお楽しみください。
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1984年。当時僕は駆け出しの放送作家。バラエティ番組の構成をしながら、芸人さんのコントの台本を書いていました。
あの頃、自分には永遠の未来があるように思っていた。人生には無数の選択肢があると信じていたし、溢れるほどの希望に満ちていた。どうしてあそこまで前向きでいられたのだろう。
それが若さだと言われればそうかもしれない。でもそれだけではない。
あの頃は僕だけではなく、時代が、この国そのものが、パワーと明るさに充ち満ちていた。みんなで、足並みを揃えて坂を登っていくそんな空気が、80年代の日本には確実にあった。
あの時代そのものを描いてみようと思いました。誰もが夢に向かってがむしゃらに生きていたあの時代を。
そんなドラマを書くことが出来たら、どんなにステキだろうか。どこまでも不安定な今の時代、不安を抱えて生きる人々へのエールや励ましになるのではないか、そんな気がしたんです。
と、大風呂敷を広げてみましたが、実際出来上がった台本は、限定された場所と時間と人物による、かなりこじんまりした感じになっています。皆さん、どうかびっくりしないで下さい。結局僕が書くとそうなってしまうんですね。
つまりはどこを取っても、僕にしか書けないドラマだということ。
面白さは保証します。
三谷幸喜さん コメントより引用
https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/introduction/index.html
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「Tokyo changes fast, and Yoshimoto now finds himself a documentarian of the ages.」
Tokyo then and now: Photographer documents four decades of change | NHK WORLD-JAPAN News