1984年の渋谷が舞台。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ)

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渋谷公園通り1984(劇場地下から続く階段の先は……あの小劇場『渋谷ジャンジャン』!?)

舞台は1984=昭和59年の秋。
蜷川幸雄に憧れる演出家の卵・久部三成(菅田将暉)は、横暴さが災いして劇団を追放され、路頭に迷っていた。さまよい歩いた先で久部が迷い込むのは、怪しい商店街『八分坂』(渋谷駅から徒歩8分で着く坂)=『百軒店』!?
さらに、ストリップ小屋『WS劇場』=『渋谷道頓堀劇場』!?
第1話ラスト、『WS劇場』のダンサー、舞台で踊る倖田リカ役の二階堂さんの妖艶さといったら…💃

  • 小劇場ジョン・ジョン→小劇場 渋谷ジャン・ジャン!?
  • WS劇場 → 渋谷道頓堀劇場!?
  • ジャズ喫茶テンペスト → 名曲喫茶ライオン!?
  • 八分神社 → 千代田稲荷神社!?
  • バー「ペログリーズ」 → 田中康夫『ペログリ日記』!?
    (又はシェイクスピアの戯曲「ペリクリーズ」オマージュ!?)
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千代田稲荷神社
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百軒店1984

極めつきはエンドロール。
現代の『しぶや百軒店』アーチの下を歩く久部(三成)=菅田将暉さんの姿。
驚くべきは、この昭和の渋谷が千葉の山中に巨大セットとして再現されていたこと!

そして豪華すぎるキャスト。

なかでも、胸に熱く迫ったのは、うる爺役の井上順さん。
78歳とはとても思えない若々しさ。渋谷生まれ渋谷育ち、『夜のヒットスタジオ』で芳村真理さんとお茶の間を魅了した名司会者。三谷幸喜さんが『ラヂオの時間』にキャラクターを投影するほどの存在感。
その井上順さんが、再び舞台に帰ってきた――👏

そして個人的に感慨深かったのは、私自身も1984年当時に撮影した写真で、この作品に協力させていただいたこと。📷1984年、22歳の三谷幸喜さんは駆け出しの放送作家としてコントを書き、23歳の私は渋谷の街を撮り、仲間と運営していた写真の自主ギャラリー『ギャラリー櫻組』で作品を発表していました。

三谷さんがコメントされているように「あの頃は未来が無限に広がり、希望に満ちあふれていた。若さだけでなく、時代そのものが明るく、みんなで坂を登っていくような空気がありました。」

そして今、あの1984年の渋谷を舞台にしたドラマに、私の写真が使われていることが本当に嬉しいのです。

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ)
第二話の放送が今から待ち遠しい。✨

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ)
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渋谷スクランブル交差点 1984年
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渋谷駅東口歩道橋1984

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